【社長インタビュー】代表取締役 藤本が語る、AIと人の、ちょうどいい距離

この数年で変わったこと

まずこの数年で会社として変わったことを教えてください。

一度絞ったものを、また広げ始めています。

チャットボットや採用管理、URL短縮といったサービスも手がけてきたのですが、人員の関係で一時は抑えて、GoQSystemに集中していました。そこが安定してきたので、採用管理をはじめ、もう一度動かし始めています。事業の柱を複数持つ形に戻していく方針です。

主力のGoQSystemのほうも、業界での立ち位置が変わりました。以前は4番手、5番手という認知だったと思います。それがいまは2番手、3番手として比較されるようになりました。

何が効いたと思われますか。

地道な積み上げです。価格を抑えたまま、使える機能に制限を設けない。利益が出たら、サーバーをはじめ必要なところに投資してお客様に返す。払った以上の価値を感じてもらえる状態を、ずっと維持してきました。

それを続けた結果として認知が上がり、上位のサービスと並べて検討されるようになった。比較の土俵に乗れたことで、さらに数字が伸びています。

変わったことでいえば、もうひとつAIがあります。これが採用の前提を変えました。

AIで仕事はどう変わったか

採用の前提が変わった、とは。

エンジニアについていうと、これまではジュニアや実務経験のない方の採用がメインでした。いまは自分で判断して動ける人が必要になっています。

面白いのは、生成AIが書くコードの質が上がってきたことです。実務で使えるレベルになってきた。

そうなると、出てきたコードを見て判断できるかどうかが効いてきます。良し悪しを見分けて、直すべきところを直せる。そこは経験がものを言う部分です。

長く在籍しているメンバーの存在感が、あらためて増しています。経験の価値が変わったというより、経験が活きる場面が増えた。そういう感覚に近いです。

エンジニア以外ではどうですか。

営業とサポートでも自動化を進めています。受注管理だけでなく在庫連携も使っているお客様に、自動で案内メールやLINEを送る仕組みをつくりました。サポートの標準化も進めています。マニュアルを横断して答えるAIチャットボット「かいけつごくーちゃん」を2026年2月から提供しているほか、社内のナレッジ整備にも取り組んでいます。

AIで何でも自動化していく方向ですか。

いえ。そこは線を引いています。

便利になるほど、冷たさや人間味の薄れが気になります。直接話せる電話対応は残したい。

サザエさんに出てくる三河屋さんのような「御用聞き」も同じです。こちらから伺って、困りごとはないか聞いて回る。そういう関わり方は残したいと思っています。

お客様が自分でも気づいていない要望を引き出すことは、AIにはできません。定期的に話を聞きに行く、相談に乗る。カスタマーサクセスと呼ばれる部分は、人にしかできない仕事です。営業ではなく全員をカスタマーサクセスにする、くらいの体制も考えています。

サポートを自動化しながら、オペレーターによる対応も厚くしていく。この両立は以前から変えていません。

任せる組織へ

組織づくりで、いま力を入れていることは。

責任者への権限委譲です。

組織が大きくなる過程で、ピラミッド型に移行しました。責任者に任せたことで、自律自走が始まりました。営業にも開発にもそれぞれ責任者を置いていて、数字も開発も安定して回っています。

おかげで私は、自分が見るべきところに集中できるようになりました。

社長が決めることと、現場に任せることの線引きはどこにありますか。

会社の方向性と、新しく何を始めるか。そこは私が決めます。それ以外は任せます。

さらに進めたいとは思っています。たとえばプロジェクトごとに責任者を置くようなやり方もあると思っていて、GoQロジや各種の販促がイメージに近い。トップダウンから抜け出して、数字を伸ばすところまでエンジニア自身が考えて動く。そういう経験を積んでほしいんです。

理想に対して、いまはどのあたりですか。

近づいてはいます。ただ、やりたいことに対して開発のスピードはもっと上げたい。そこは課題の一つだと思っています。

お客様の困りごとは、できるだけ早く解決したい。だから開発は内製にこだわってきました。

なぜ6拠点なのか

東京以外に5つの拠点があります。集約せずに分散させているのはなぜですか。

きっかけは採用でした。東京だけで採ろうとすると限界があります。地方にも力のある人はいるので、広島をはじめ拠点を増やしていきました。

背景にはもうひとつ考えがあります。新しい技術は、まず東京に入ってきます。そこから地方に浸透するまで3〜5年かかる。そのロスをなくしたかったんです。地方にいても東京の企業と同等の技術レベルを保つ。その先に地方創生や雇用創出があると思っています。

結果として何が起きましたか。

副産物のほうが大きかったかもしれません。全国のお客様を直接訪問して、業務効率化の相談に乗れるようになったんです。これはうちならではの強みになりました。

採用のために始めたことが、サービスの価値に変わった。拠点を分けておいてよかったと思っています。

どんな人が伸びているか

入社してから伸びた方で、印象に残っている人はいますか。

介護の仕事から未経験で入社して、いまはトップ営業になった社員がいます。

見ていて思うのは、要領よくこなす人より、言われたことを素直に実行できる人のほうが伸びるということです。経験の有無はあまり関係ありません。

エンジニアが手応えを感じるのはどんなときですか。

あるエンジニアが取り組んだスピードアップオプションの話が印象に残っています。自分が開発した機能がオプションとして商品になり、実際に申し込みが入りました。広島拠点のエンジニアが嬉しそうに報告してくれました。

自分が考えた機能やコードが、そのままサービスに残ってお客様に届く。これは大きなやりがいだと思います。

どんな会社で、誰と働くか

社員にとって、どういう会社でありたいですか。

ここで働いてよかったと感じてもらえる会社でありたい。それに尽きます。

給料も福利厚生も、上場企業と同じレベルの会社としてのクオリティは出していきたい。そこは目指しています。

外を見てみたいと一度離れた社員が、戻ってきてくれることもあります。そういうときに受け入れられる会社でもありたいと思っています。

最後に、どんな人と働きたいですか。

「あったらいいなをカタチにする」という理念に共感してくれる人です。

現場で何に困っているのか、何を求めているのか。それを見極めるために、必ずエンドユーザーの目線で物事を見る。そこから出てきたアイデアを、考えすぎずに形にしてほしい。

やりたいことは、とにかくやってみる。徹底的に機能を使い込んで不便なところを見つけにいくような、行動力のある人が合うと思います。

そういう人と、一緒に次の「あったらいいな」をつくりたいですね。

📩 LINEで気軽に相談OK!

「面談したい」「今の応募職種について知りたい」など、採用に関することはお気軽にご連絡ください。
メッセージお待ちしています

友だち追加

おすすめの記事もチェック!

Instagramでも発信中!

写真でのぞく、GoQSystemの日常。公式Instagramはこちら